令和2年度事業報告
2021年5月17日
令和2年度 事 業 報 告
公1 公的医療保険に関する受領委任制度の維持運営事業
1 受領委任制度の維持運営事業
(1)登録改廃手続
適正かつ確実な制度運営の基礎となる、近畿厚生局が行う受領委任取扱者の登録改廃に関する登録事項の確認、協定遵守の確約の徴求等を行った。
[登録数] R3.3月末現在登録:167人 登録申請等:年12件
(2)療養費申請書の一括申請及び支給
療養費の支給基準に基づいて、各施術者から提出があった療養費申請書を点検整備し、これを保険者ごとにまとめて一括申請し、各保険者から一括交付を受けた療養費を申請者(施術者)に支給した。
[申請] 135,557件
(3)審査(公的審査委員会協力及び内部審査)及び指導
療養費の適正な保険請求を確保するための本法人請求分の(ア)自主審査(内部審査)、(イ)各保険者が行う公的審査委員会への審査協力および(ウ)適正な保険請求のための会員指導を行った。
ア 内部審査
・本法人が責任をもって保険請求するための本法人請求分の自主審査を実施
・審査は、精通者をもって専門部会を設け、審査員6人(本法人会長及び理事)で毎月1回開催
イ 公的審査委員会協力
・各種保険者(国民健康保険、健康保険協会等)が行う公的審査委員会へ審査委員(会員の中から各保険者より委嘱を受けた者)3名を派遣した。
・審査委員会は保険者ごとの月例開催で、派遣した審査委員数は年間延33人
ウ 適正な保険請求のための指導
・内部審査の結果に基づき会員に対し適切な指導を随時行った。
・指導件数は 952件
公2 柔道整復師の資質の向上及び柔道整復術の向上、発展に関する事業
1 学術研究活動事業
(1) 日本柔道整復師会北信越学術大会(2年度:石川県柔道整復師会 誌上学会)
北信越5県の北信越学術大会誌に、柔道整復術、柔道整復学等に関する研究発表を掲載した。
[発行日] 7月20日
[発表者] 学会員:2名
(2)県内学術研究発表会
2年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止により中止
2 研修会、講習会開催事業
2年度は実績なし
3 情報提供事業
柔道整復師並びに柔道整復学及び柔道整復術に関する情報を提供し、これらに対する理解の促進とその普及啓発を図った。
(1)広報誌の発行
医療保険制度や受領委任制度、柔道整復術に関する専門的情報及び各種研修会の開催情報を提供するため、広報誌を発行した。
[発行] 誌名:「ふくい柔整広報」 発行:年1回、260部
(2)ホームページの運営
県民の医療活動や柔道整復師の治療行為に資するため、研修会や学術発表会の案内、身近な施術所の検索など柔道整復術に関する有用な情報を広くかつ迅速に提供するホームページを運営した。
公3 県民の健康の維持増進に関する事業
1 青少年の心身の健全な育成事業
(1)少年柔道教室運営事業
子供たちの心身の健全な育成を図るために、少年柔道教室を開設し、運営した。
[場 所] 教室:本法人「柔整会館」2階道場(福井市花堂東2丁目301番地)
[生徒数] 22人(令和3年3月末)
(2)県下少年柔道大会開催事業
2年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止により中止
(3)青少年のための道場無料開放事業
青少年の心身の健全な育成を図るために、青少年を対象に本法人の道場を無料で開放した。
[場所] 本法人「柔整会館」2階道場(福井市花堂東2丁目301番地)
2 救護活動事業
各種競技会等に伴って発生する骨折、脱臼、打撲、捻挫等の事故から県民の健康を守るために、救護員等を派遣した。
(1)スポーツ大会等救護員派遣事業
各種スポーツ大会等で発生する事故に対して救護員を派遣した。
[派遣] 6回、延12人
[大会] 県内各自治体等が行う各種スポーツ大会等
(2)赤十字救護奉仕団活動事業
2年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止により中止
3 健康相談事業
2年度は実績なし
4 高齢者福祉の充実を支援する事業
2年度は実績なし
収1 柔道整復術の向上発展のための事務受託事業
柔道整復術の向上発展のために関連団体の事務を受託した。
[内 容] 福井県柔道整復師協同組合(中小企業等協同組合法に基づき設置)の会計その他事務の受託
[受託料] 年1,400,000円
他1 会員の相互扶助事業
会員の福祉増進及び相互扶助のための次の事業を行った。
1.互助会事業:退会者等餞別金、傷病見舞金等の給付事業
2.会員表彰等:永年業務精励表彰、功労賞等に関する事業
3.会員柔道大会:2年度は実績なし
4.会員ゴルフ大会:2年度は実績なし